VCO

修理の順番は、「信号の上流から」 「調子の悪いモジュールを先に」行ってゆきます。

ということで、音信号の最上流で、目だって調子の悪い VCO 、いきます。

さて、調子が悪いところのおさらいです。最初のチェックで、こんなところが見つかっています。

  1. 両オシレータともに、レンジの切り替えは、オクターブになっていません。
  2. 両オシレータともに、レンジの最高の二点まで上げると、逆に周波数が落ちてしまいます(仕様?)
  3. 左側の VCO は、MIDI/CV からの CV を受け付けていないようです
  4. 右側の VCO は、MIDI/CV からの CV を受け付けますが、レンジが狂っています(オクターブが出ません)
  5. どちらのオシレータも、LFO の周期に合わせてピッチがゆれています。

5は、電源まわりの修理で解決済みです。2 はどうもこれが仕様で問題ないようです。残る問題は1, 3, 4 です。CVを受け付けないのは、内部での接触不良が原因でしょう。あとは調整の問題のようです。

調子が悪いといっても、回路が破損しているようには見えません。部品の交換は必要ないと思われます。

Doepfer モジュラーのパネルへのマウントは、一般的にこんな感じになっています。とてもきれいにまとまっています。
余談ですが、Doepfer のプリント基板にはジャンパー線がほとんどないのがすごいです。VCO では、一本だけでした。

修理といっても、何かを交換するわけではなく、基板をパネルから外してひたすら清掃してゆきます。CV問題があるため、ジャックの清掃は特に念入りに行います。ナットを外したついでに、3.5mm ジャックのナットを磨いてしまいます。音には関係ありませんが、ぴかぴかだと気分が良いはず。パネルも汚れをふき取ります。

左側のVCOの清掃が終わってラックに再取り付けしたところ。右のVCOと比べて、きれいになったことがわかるでしょうか?気持ちいい!

電源を入れて、動作確認をします。CVをきちんと受け付けるようになったことを確認。

あとは、アンチログ回路のスケールとオフセットを調整して音痴を直します。レンジスイッチも狂っているので再調整です。

これを二基分行って、VCOの修理はおしまい。
回路の破損箇所はなかったので助かりました。

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