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AVRマイコン・リファレンス・ブック

ここしばらく、ちょっとマイコンづいています。使っているのは、シンセ自作の世界では PICより人気の AVR です。

マイコンはたまにしか使わなくて技量があまりないので、使うたびいつもどこかで引っかかります。つい最近も、アナログコンパレータがうまく使えなくておおはまりしました。コードを書くときに、一番良い資料はデータシートだとは思うのですが、何か間違えて引っかかってしまったときには、動くお手本コードと見比べることができると、うんと助かります。

と、いうことで、↓の AVR マイコン・リファレンス・ブック

マニュアルの内容の解説に、ちょっとしたサンプルコードがついている、という構成です。これが今の私の技量にぴったりで、近頃読むことが多いです。

シンセサイザーと電子楽器のすべて

誠文堂新光社 1981年
今泉清暉,泉たかし/編
243ページ

synth-and-einst.jpg

本はあまり捨てないたちで、参考書も多くは20年前から持っているものをそのまま使っているのですが、なぜか一番気に入っていたこの本を紛失してしまい(5年前はあったのですが)、悲しい思いをしていました。しかし某所より借りることができました。

「電子展望」という雑誌の別冊だったように記憶していますが、そういう記述は見つけられませんでした。若干改定があったのかもしれません。

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Electronotes

調べ物をしていたら、Electronotes というニューズレター出版社を見つけました。

http://electronotes.netfirms.com/

音楽合成やその関連技術の専門誌で、すでに休眠状態に近いようですが、70年代から発行している膨大なバックナンバーはほとんどすべて残っており注文すればコピーが購入できるそうです。

内容のほんの断片がネット上でも見られますが、
http://home.att.net/~synthsource/ens76/vco1.htm
これは、濃いです。よ、読みたい。

新しめの巻ではデジタル合成のことも書かれているそうで、こちらも面白そうです(デジタル合成もいつかやってみたいバーチャルアナログには興味ないが)

「全部入りパッケージを注文すると$300でこいつが一番お買い得ですよ」ですって。た、確かに量を考えると安いが、金額の絶対値は安くないです。しかし両面印刷で6000ページで積み上げるとフィートの高さって…運送が大変だし家に届いたときの家族のあきれた視線が目に浮かぶようです。

敷居が高いなー。