雑談」カテゴリーアーカイブ

夜の音

ちょっと思うところあって、これからはシンセと関係ない日記的な話もブログに書いてゆこうかなと思います。

以前は、電車で移動するときには、iPod で音楽を聴きっぱなしでした。これは、駅や電車内での大音量拡声アナウンスが苦手なので耳栓代わりだったのですが、iPod が壊れたのを機にこの半年ぐらい電車の中や歩きながら音楽を聴かなくなりました。

最初は退屈するかと思ったのですが、意外とそうでもないです。
道を歩くときは結構色んな音が聞こえて楽しいです。

特に秀逸なのは夜です。あまり音がしないのが夜の音だというか。風で木がそよぐ音などがはっきりきこえて、それがすごくなまめかしかったり、ひとさまの家の前を通るときに、子供の歓声が遠く聞こえてきたり、音楽じゃなくても音は楽しめるのだな~とよく思います。

夜聞こえる好きな音、風がそよぐ音、遠くで電車の走る音、流しを使って水を流している音、時々聞こえる近隣の話し声、カエルの鳴き声。

Arduino の威力

楽器の話ではないのですが

ちょっと思いついたことがあり、イーサつきのマイコン環境が欲しくなり、調べたところ Arduino をベースにして、そこにイーサネットシールドなるものをとりつけると実現できるようです。

http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=35003

http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=35002

こんな感じになるらしいです。

これでフリーのソフトウェアライブラリがついて、1万円でお釣りがきます。同等なものを自分で作ろうとすると同じコストではかなり無理な気がします。しかも何ヶ月もかかるはず。

Arduino のなにがすごいかやっとわかりました。私はにぶいですね。Arduino 始めた人は、こうなることをはじめから見越していたのでしょうか。そうだとすると、驚きです。

ひとプロジェクト組みあがり

複数走っているマイコンを使ったプロジェクト

やっとこさひとつがひと段落つきました。まだ細かい改良が残っていますが、もう大暴れはしないでしょう。

マイコンでプログラミングしてみて、普段やっている UNIX プログラミングが、いかにリソースを気兼ねなく使っているのかよくわかりました。

ATTiny2313 のプログラミングで覚えた、マイコンで不幸にならないコツ

  • でかい配列は使わない
  • 割り込みは極力避ける(普段だって、例外が恒常的に飛ぶような設計はしないでしょ?)
  • 関数コールを嫌がらずに、普段と同じように関数を細かく切ってしまってよし。
    関数を切ったからといってそれが関数コールにコンパイルされるとは限らない。最適化はコンパイラに任せよう。

あれこれあるかと思ったけど、せいぜいこんなものですね。

組み込みプログラミングでも、リソースの使いすぎやトリッキーな割り込みの使用を避ければ、あとはいつものプログラミングと同じスタイルで良さそうだということがわかったのは収穫でした。オブジェクト指向プログラミングも問題なくできます。あ、もちろん継承なんてやらないし、動的なオブジェクトは必要なかったので、構造体は使わず命名規約だけで組みましたが。

ああもう!

かなり簡単なプログラムを組んでいるのに、各所でデータ破壊が起きておおあばれ
ああもうああもう、わけがわからん。中はどうなっているんじゃ~
覗くには JTAGICE なるものが必要らしい。
要るかな、要るかな

デバッガのない今、一から組みなおしたほうが早くないかこのじゃじゃ馬プログラム?

普段の UNIX プログラミングがどれぐらい手厚く OS に守られているかよくわかりました。

いまさらなんですが AVR STK500

何故かここしばらくマイコンを使った作業がたてこんでいます。

何故かAVR ISP mkII が不調なため、いまさらですが死蔵していたSTK500を出してきて、内臓のISPを使いました。

いや、STK500、便利です。電源は内蔵しているし、ISPは常備しているし、強制書き込みモードにもすぐ切り替わるし、全ピンへのアクセスが確保されているし、外部クロックも常備だし、毎度ブレッドボードで試作回路を組むよりずっと楽ですね。こんどからは、可能な限り動作確認レベルの試作はSTK500上でやろうと思いました。

それにしても、ISP mkII、どうしちゃったのかしら...
ほとんどの基板でマイコンを認識しません。STK500に挿してもだめでした。中には認識するものもあるのがまたヤな感じです。

デジものは、ほんにトラブルが起きると面倒で時間食いです。

お疲れ様

サンワのデジタルテスター、私が使っている道具で、もっとも古いもののひとつです。

確か、シンセの自作を決心した後のことだったはずだから、中学生頃だと思います。

アナログテスターだけでシンセを作るのは、かなり難しい、でも、当時、ディジタルテスターは、一番安いものでも1万円はしていたと思います。小遣いを数か月分ためては、工具一個に使ってしまっていた当時、ディジタルテスターはそうやすやすと買える代物ではありませんでした。

ある年の春ごろ、お年玉とさらに何か月分かためた小遣いを握って、横浜のエジソンプラザへ。一番安いディジタルテスターを買うときの緊張は今でもはっきり覚えています。店の人が「本当に買うのだな、いいのだな?」と念を押さないのがすごく意外でした。あたりまえなんですが。

その後、アマチュア無線をしている叔父さんがくれた、壊れかけの真空管式オシロスコープと、このディジタルテスターが、高校を卒業するまで私の最大の宝物でした。

オシロはさすがにもう処分しましたが、このテスターはつい最近まで現役で使っていました。が、さすがに不調を極めてきて、やむを得ず引退させることにしました。

もう使わないとは思いますが、とてもではないが捨てられません。こういうときあっさり捨てられる性格を獲得したいですが、愛着のある道具を捨てるのはどうしてもできないことのひとつです。

LM3914 ウェイブシェイパー

近頃ウェイブシェイパーに興味あるのですが、しばらく手をつけられそうにないので、
巷で見つけた面白い作例を備忘の意味もかねて紹介です。

Analog Tracking Generator by Grant Richter

The 5Pulser Waveform Generator by Ian Fritz

どちらも、レベルメータ用 IC の LM3914 が使われています。
今、波形加工用 IC として注目中のデバイスです。 :-)
ただ、入手はちょっとてこずるかもしれませんね。